当たり前と思うことを大切に
どうも、コロです。
そうちゃん今回は無事に退院できたのですが、入院するたびに思うことがあります。
余命
実はそうちゃんは宣告をされたことがあります。
昨年末の入院の時には、もう家に帰ることは難しいと思ってくださいと言われました。
奇跡的に持ち直しましたが、調子が悪くなるたびに長くはないと伝えられてしまいます。
君との毎日は大切なものだ
だからそうちゃんとの毎日は、一日一日、その一瞬一瞬がとても大切なものなんです。
君が教えてくれた
そうちゃんのおかげで知ることができました。
隣で横になって眠る
お出かけする
抱っこをする
話しかける
それだけのことが、たったそれだけのことがこんなに大切に思えるのはきっとこの子と出会えたからだと思います。
そのおかげで私の毎日は、ありがたいなあって思えることが溢れました。
延命
もともと言われてはいたんです。
もしもの時はどうするか、考えておいてくださいって。
延命(心臓マッサージとか)をするか、楽にさせてあげるか…
う~ん
決められないよね。決められん。
…よね。
そんなこと想像したくないし、決められんよ。
離れたくないけど、苦しませるのは嫌だし…
そんな時に体調が悪くなった
昨年末からの入院中、病院から呼び出しの連絡があってICUに。
血圧が極端に下がっていて、今晩が山かもしれないと。
突然のことにびっくりだった。
信じられなくて、そういわれても信じられなくて。
奇跡を信じたんです
病院のピッチをもって待合室で横になってたんですけど、
自動販売機でお茶を買ったら、人生で初めて当たりがでたんです。
ふたりして、きっと大丈夫だって。
根拠のない自信をもって、夜を越えました。
冷や冷やして朝にもう一度会いに行くとちゃんと頑張ってくれていました。
何人もの先生が診てくれたみたいですが、経過的にはこのままその方向に行く経過を辿っていたようです。あとで知ったのですが、担当の看護師さんももう難しいかもしれないからとICUまで来てくれていたみたいです。
本当に奇跡なのでしょうね。奇跡的にそれを乗り越えることはできましたけど
今度は肺炎。
レントゲンでも肺は真っ白に。素人が見てもわかるくらい調子が悪くなっていました。
とにかく肺の機能が低下してしまっていたので、酸素飽和度が保てず、人工呼吸器の設定を可能な限りの最大にしていましたが、それでも保てない。
もともと点滴がなかなか取れない子だったので、効果的な治療もできず。
毎日何を信じていいのかという日々でした。
覚悟はね、決めたんです。
前回の時はまさかなってある意味信じてなかったんですけど、
この時ばかりは私たちももうダメなんじゃないかと覚悟を決めていました。
病院からの提案で妹も病室に入れてもらい正月を一緒に過ごすことができました。
本当に最後の正月になるのかなと何とも言えない思いでした。
伝えたくないけど、伝えました。
そうちゃんはよく頑張った。
生まれてからずっと人工呼吸器をつけて、目も見えなく、耳も聞こえない中
私たちと共に生きてくれた。
もしその日が来たのならば…もうこれ以上苦しい思いはしてほしくない。
もうどうしても持たない時は、延命の処置は結構です。
この日はね…
そうちゃんには話しかけることができなかった。
本当に奇跡なんだろうね。
そうちゃん持ちこたえたんです。
治療ができなくても、日々少しずつ取り戻してきて
ちょっとずつ肺の白く映る部分が小さくなってきて。
驚きました。
本当に強い強い子です。
もう家に帰ることはできないと思ってくださいと面と向かって言われたんですよ。
それを乗り越えるってなんてことでしょう。
まとめ
ちょっと重たい話をしちゃいましたね、すみません。
でも中々こんなこと考える機会ってないですよね。
大切な人のことで決断を迫られた時
その人のことをきっといっぱい考えると思います。
必死に考えることってきっと大切なことですよね。
そして身に染みたんです。
今の日常は決して当たり前ではないんです。
あなたが笑っている今、頑張っている今は、実は本当に大切な時間なんです。
かけがえのないものかもしれませんよ。
気付いた今から大切にしてみてくださいね。
~ブログ村に参加しました~