今日はちょっと仕事であったお話です。
どうも、コロです。
ある利用者さんとのお話。
悲しい気持ちに。どうか何もなかったことになりませんように。
ある利用者さんの入浴の時のお話です。
その方は認知症の症状が少しずつ強く出るようになっており、帰宅願望や記憶障害など利用者の方の間でも少し変わった人という話が出ることもありました。
普段通り入浴をしていると、身体を見てびっくり。
陰部のところに大きなあざができているんです。その痣には4本の線状の痕がついています。真実は分かりませんが、きっと指の痕ではないかと思います。
普段から陰部に痒みは全くありませんし、前後に触っている様子もありませんでした。びらんや帯下、浸出液などもありませんし、おそらく本人が触ってということは考えられないと思います。
明らかに人為的なものなんですよね・・・
ショックでした
ひとつはこんな痣ができてしまったこと
もうひとつはそれでも本人は覚えていない・・・こと
でもこれは仕方がないんです
それをいいことに
ということがないことを本当に願います。
実際色々な問題が起こっていますよね。
本人が起こしてしまう問題もありますし、認知症をいいことに悪いことや虐待をしてしまう事例もあります。
きっともう真実は分かりません。
だからこれからのこの人を守ってあげないといけません。
出過ぎたことはしてはいけませんし、できることは限られているかもしれません。
もしこのまま続いたら
この人は、ほかの利用者さんにとってはいつも帰るってうろうろしている変な人で
こうやって責められても覚えていなくて
皆に好き放題…
悲しくてね。これまでもいろんな事例を見てきたけど、やっぱり毎回辛いわ。
認知症の方は全然苦手じゃないし、楽しく過ごさせてもらっています。
でもこの認知症という病気は、本当に心底憎く思います。
これからも
きっといろんなことに悩んで、迷って試行錯誤が続いていくんだろうけど
もっともっと強くなっていきたい。いろんな経験して、学んでいきたい。
せっかくこの仕事をしているんだから、少しでも喜んでもらいたい。救われてほしい。
贅沢かもしれないけど、もうちょっと頑張ろう。
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