認知機能の低下と認知症はイコールではないんですよ。
どうも、コロです。
今日は皆さんに知っておいてほしい認知症のお話です。
物忘れだったり、ちょっと上手く理解できないことがあると認知症じゃないかって言われてしまう方って結構いらっしゃるんです。
今日はちょっとそんな話を紹介します。
認知機能って
まずその認知機能って何かな。こんな言い方は普段の生活ではしませんものね。
認知機能とは、「理解力」「判断力」「記憶力」「計算力」「言語能力」「倫理」など、人間が持つ知的な機能を総称して言います。社会生活をしていく上では重要な機能です。この認知機能の低下が著しく、日常生活に影響を及ぼしている状態が6カ月以上継続している状態を「認知症」と呼びます。
認知機能の低下の原因
色々と原因はあるようですが、老化や病気などが原因の場合があります。
一見認知症のように見えても、認知機能が低下しているだけということもあります。例えば病気が原因の場合はそれが治れば嘘のように状態が落ち着くということも多々あります。
老化現象でも起こるんだね
誰にでも起こってくる老化現象。目が見えにくくなったり、耳が聞こえにくくなったり。そういったことからも認知機能の低下が起こります。
なので、もし認知機能の低下が見られたら、老化現象で身体機能が低下していないかにも目を向けてみてくださいね。
目が見えにくい
視力や動体視力はどうしても低下していきます。白内障や緑内障などの病気もありますね。
約束や予定がうまく理解できない…
理解力が落ちているんじゃなくて、見えていない、見間違えているのかもしれませんよ。
聞こえにくい
高齢になると耳は聞こえにくくなる方が多いです。声をかけられたことに気づかなかったり、周囲との意思疎通が難しいことが増えてしまいます。
訳もなく怒っているんじゃなくて、声掛けが聞こえず私をのけ者にしてると思ってるのかもしれませんよ。
のどの渇きを感じにくい
のどの渇きを実感しにくくなり、いつの間にか脱水症状を起こしている場合があります。脱水は意識障害や脳梗塞などを起こす原因にもなります。
汗をかきにくい
暑さや寒さに対する感覚が鈍くなるため、暑くても汗をかきにくくなります。体温調節がうまくできないと熱中症をおこす可能性もあります。
夏に厚着をしている方は季節を理解できていない訳じゃなくて、体温調節がうまくいっていないのかもしれませんよ。
味がわかりにくい
どうしても味覚は鈍くなります。味がしなかったり、濃い味を好み栄養が偏ることも恐れがあります。
味が薄い、まずいなど訴えがある方は、ただ怒っているんじゃなくて味覚が低下しているのが原因かもしれませんよ。
代謝機能の低下
年齢とともに基礎代謝量や運動量が減るので、必要なエネルギー量や食事量が減っていきます。
風邪が治りにくい、食事をあまり食べない方は栄養素が足りていないのかもしれませんよ。
痛みを感じにくい
痛みに関する感覚が鈍くなります。痛みを感じていてもどこが痛いか正確に伝えることができない方もいらっしゃいます。痛みの有無だけで判断していると、病気やけがを見逃してしまうこともあります。
私の経験では大腿骨を骨折していても、まったく痛みの訴えなく過ごされている方がいらっしゃいました。
まとめ
原因がわかるとそれに対する対応を考えることができます。私も仕事をしていても、なんでこうなっているのかなって常に考えています。人の行うこと、現象ですから、何か原因があるんですよね。
いっぱい悩むことあると思います。
一緒に考えていきましょうね。一人じゃありませんから。
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