どっちが正解なんだろ。ずっと考えています。
どうも、コロです。
この介護の仕事をしていて、悩んでいることがあります。
どっちが長く続けられると思いますか?
デイサービスを利用している2組の家族がいます。
Aさんは、家族がとても熱心に参加してくださり、頑張っています。
何事にもよく報告してくださるし、病院とかにもちゃんと早めに行ってくれます。
職員から見てもよくしてはるなぁと思います。
ただ頑張りすぎるところがあって、自分で何でもしちゃおうとします。
私たちにもう少し頼ってくれてもいいのになと思うこともあります。
Bさんは、家族のかかわりはありますがどっちかといえばあまり参加してくれません。利用中のことを伝えてもあまり反応はありませんし、もうちょっと向き合ってくれたらなと思うこともあります。もちろん自宅では頑張っている面はたくさんあると思います。ほったらかしているわけではありませんが、ある意味放任。
ただ放任はいいのだけれど、こちらに頼りきりな面があります。
もうちょっと参加してくれたらいいのにって思うこともあります。
ちょっと対照的な2組の家族。
どっちが長く利用を続けていけると思いますか?
もちろん家族によって違いはあると思いますが
多くの場合、本人の体調や状態は後者Bさんのほうが安定する場合が多いです。
やっぱり私たちはプロなんです。
っていうと偉そうですが、早めに気付くことはとても大事なんです。
極端な話を言えば、私たちの思うようにさせてもらえればということもあります。
でも、私たちができるのは利用の間だけ。
あとの自宅では、家族の方と本人の力にかかっています。
家族にしかわからないことももちろんあります。
頑張りすぎる人はそれを自分で何とかしちゃおうとしちゃうんです。
どっちが正解なんでしょうね。
長く利用できるという意味ではBさんのほうでしたが、
どっちが正解なんでしょうね。
きっとAさんは幸せだと思うんです。
実際に私がかかわっているAさんの立場の人はとても良くしてもらっていると思います。
私たちは一緒に頑張りたい。
何を言いたいのかというと、決して否定をしたいわけではないんです。
一緒に頑張りたいんですよね。
本人の力。
家族の協力。
専門家の力。
これが合わさると本当に大きな力が出るんです。
Aさんのような家族の方には、もうちょっと頼ってもらえたらいいのになって思います。本当にすごいことですよ、それだけ頑張れることって。だからもう少し私たちの力をうまく使って、ちょっと楽をしてください。きっとAさんにとって悪いことではありませんから。
Bさんのような家族の方には、もうちょっと私たちの言うことを聞いてほしいなって思います。私たちや本人の思うようにさせてもらっているかもしれませんが、どうしても家族の対応が必要になってくるんです。こういう変化があります、ここを気を付けてほしいって伝えたときは、本当は言っている以上に気を付けないといけない状態だと思ってください。
もちろん私たちは、どんな利用者、家族の方にも
その方の為に必要と思うことはちゃんと伝えていきます。嫌がられることもあるけどね。
本当にいま対処が必要なことについては時には遠慮をしないことだってあります。
でもその時の気持ちはこうなんです。
「一緒に頑張りたい」
ただそれだけなんです。
もう後悔するのは嫌だから。
まとめ
一緒に頑張りましょうね。
きっと力になりますから。
私たちに家族の方の力を貸してください。
私たちに本人の力を見せてください。
私たちの力をうまく使ってください。
大変とは思いますが、サービスを利用している間だけでも気楽になってくださいね。
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